くなります。最適な切削性能を維持するには、デプスゲ
ージ(B)にヤスリをかけて、推奨のデプスゲージ設定
を実現する必要があります。お使いのチェンに適したデ
プスゲージ設定を確認するには、
ソーチェンの組み合わせ 246 ページ を参照してくださ
い。
(図 67)
(図 68)
注記:
これは、刃が著しく短くなっていない場合に
限ります。
平ヤスリとデプスゲージツールを使用して、デプスゲー
ジを調整します。
1. デプスゲージツールをソーチェンの上に置きます。
デプスゲージツールの使用方法に関する詳細は、デ
プスゲージツールのパッケージに記載されていま
す。
2. 平ヤスリを使用してデプスゲージツールから突き出
たデプスゲージ先端にヤスリをかけます。デプスゲ
ージツールに沿ってヤスリを引くときに抵抗を感じ
なくなったら、デプスゲージの設定は正しく調整さ
れています。
ソーチェンの張りを調整するには
注記:
慣らし運転中は、新しいソーチェンの張りを
頻繁に点検してください。
1. クラッチカバーを保持するガイドバーナットを緩め
ます。コンビレンチを使用してください。 (図 69)
2. ガイドバーナットを手でできるだけきつく締めま
す。
•
搬送時は、負傷を防止するため、チェンに搬送用ガ
ードを取り付けます。
•
運転中でないときは、本製品を安全に保管してくだ
さい。本製品からの漏れや排気ガスは、電気機器、
電気芝刈り機、リレー/スイッチ、ボイラーなどか
ら発した火花や裸火に接触することがあります。
•
燃料は必ず、認可された容器に保管してください。
•
本製品を長期間保管するときは、燃料タンクとチェ
ンオイルタンクを空にしてください。使用済み液体
は適切に廃棄してください。
244
ソーチェンの目立てと
搬送
保管
3. ガイドバーの上部を引き上げ、チェンの張り調整ネ
ジを締めることでソーチェンを伸ばします。コンビ
レンチを使用してください。ガイドバーの下部から
ソーチェンが垂れ下がらないように、ソーチェンを
締め込みます。 (図 70)
4. コンビレンチを使用してガイドバーナットを締め込
み、同時にガイドバーの上部を持ち上げます。 (図
71)
5. ソーチェンを手で自由に引き回せることと、ソーチ
ェンがたわんでいないことを確認します。 (図 72)
カッティング装置に注油するには
ソーチェンの潤滑状態をチェックするには
給油のたびにチェンソーの潤滑状態を点検します。
1. 本製品を始動し、3/4 の速度で運転します。約 20 cm
(8 インチ)離れたところにある表面の色が薄い物に
ガイドバーのノーズを向けます。
2. 約 1 分運転すると、表面にオイルの線が表れます。
3. 1 分経過してもオイルの線が見えない場合は、 ガイド
バーのオイル孔を清掃します。ガイドバーの端にあ
る溝を清掃します。ガイドバーのノーズスプロケッ
トが自由に回転すること、および注油孔が詰まって
いないことを確認します。ノーズスプロケットを清
掃して注油します。
4. 本製品を始動し、3/4 の速度で運転します。約 20 cm
(8 インチ)離れたところにある表面の色が薄い物に
バーのノーズを向けます。
5. 約 1 分運転すると、表面にオイルの線が表れます。
6. 1 分経過してもオイルの線が見えない場合は、 認可さ
れた販売店にお問い合わせください。
•
搬送中に本製品が動かないように固定してくださ
い。
•
保管時は、負傷を防止するため、チェンに搬送用ガ
ードを取り付けます。
•
保管前に、スパークプラグからスパークプラグキャ
ップを外してチェンブレーキをはめてください。
862 - 003 - 09.07.2022