Mitsubishi Electric AE-SW Series Instruction Manual page 108

〈引きはずしリレー設定例〉
設定値の計算について、AE1600-SW 1600A WS1G1リレーを例にとって説明します。
各設定電流、動作時間を計算します。
Ir=0.8×In
=0.8×1600A
=1280A
Iu=0.9×Ir
=0.9×1280A
=1152A
Isd=3×Ir
=3×1280A
=3840A
Ig=0.1×In
=0.1×1600A
=160A
Ip=0.8×Iu
=0.8×1152A
=921.6A
In=1600A
表28-1 設定値における電流値, 動作時間
In （CT定格） ＝1600A
Ir ＝1280A
Iu ＝1152A
T ＝100秒±20% （at 2304A）
L
Isd ＝3840A±15%
Tsd ＝0.3秒±20% （at 5760A）
J − 28
図28-1
Ii ＝15360A±15%
Ip ＝921.6A±10%
Tp ＝50秒±20% （at 2304A）
Ig ＝160A±20%
Tg ＝0.8秒 （at 240A） ±20%
−
In =定格電流 （CT定格）
Ii=12×Ir
Ir =定格電流設定
=12×1280A
Iu =連続通電電流 （非遮断電流）
=15360A
T =長限時動作時間
L
Isd =短限時電流
Tsd =短限時動作時間
Ii =瞬時電流
T =100秒
L
Ip =プレアラーム電流
Iuの2倍の電流
Ig =地絡電流
=1152×2=2304Aに
Tg =地絡動作時間
おける動作時間
Tsd=0.3秒
Isdの1.5倍の電流
=3840×1.5=5760A
における動作時間
Tg=0.8秒
Igの1.5倍の電流
=160×1.5=240Aに
おける動作時間
1
Tp= ／ T
L
2
2304AにおいてT の
L
1
／ につき
2
100×0.5=50秒