NEC SigmaBlade N8406-040(F) User Manual page 76

8g fc switch
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本装置をご利用になる場合、ゾーニング機能の利用を強く推奨いたします。
ゾーニングを実施する事により本製品に接続したデバイスの障害発生時に他
のデバイスに対する Fibre Channel 上の影響を最小とすることが可能です。
ご利用になるゾーニングの設定機能に関しては「ポートモードゾーニング」
機能のご利用を強く推奨いたします。 「WWN モードゾーニング機能」をご利用
になった場合、接続機器の交換実施時等、Fibre Channel 機器の交換毎にゾー
ニングの変更が必要となります。 「ポートモードゾーニング」機能をご利用の
場合は交換時のゾーニングの再設定は不要となります。 (ポート番号を変更
しない場合)
ゾーニングの設定変更は、十分にゾーニング機能を理解したうえで実施をお
願いいたします。また、運用中のゾーニングの変更は思わぬシステム障害の
原因となります。ゾーニング変更は変更の内容、実施方法および影響の範囲
を十分確認後、実施いただきますようお願いいたします。
ゾーニングを実施し論理的に切り離すことにより、本製品の接続機器でゾー
ン外のデバイスのログイン/ログアウト等の Fibre Channel 上の内部的な影響
を排除することができます。ゾーニング実施時においては、他の接続機器の
影響を最小とするため内部ポート 1 に対して、外部ポート(ストレージポー
ト) 1 を一つのゾーンに設定する 1 対 1 ゾーニングの実施を強く推奨いたしま
す。
なお、SAN ブート環境を構築される場合には、1 対 1 ゾーニング設定は必須設
定となります。
本製品のコンソールにおけるコマンド入力は通信端末(VT100 エミュレータ)
のファイル入力機能には対応していません。通信端末(VT100 エミュレータ)
のファイル入力をご使用になった場合、装置障害が発生する場合があります。
ファイル入力は使用しないようお願いいたします。
カスケード機能をご利用の構成において、スイッチ間を接続するカスケード
パスで利用するポートはゾーン設定する必要はありません。カスケードパス
は全てのゾーンで有効となります。カスケードパスでご利用のポートを ZONE
に含みゾーニングを実施した場合デバイス認識障害の発生原因となります。
本製品に異なる OS(オペレーティングシステム)を接続しご利用になる場合、
ゾーニング機能を利用し OS 毎にゾーンを分割する必要があります。ゾーン分
割未実施または同一ゾーンに異なる OS が含まれる状態での本製品のご利用は
できませんので注意してください。
本製品にストレージおよびバックアップシステム用のテープデバイスを接続
しご利用になる場合、ストレージとテープデバイスは必ずゾーンを分割しご
利用ください。ゾーン分割未実施でストレージとバックアップシステム用テ
ープデバイスを接続された環境、ストレージとテープデバイスを同一ゾーン
に設定した環境および、複数のテープデバイスを同一ゾーンに設定した環境
でのご利用は本製品ではサポートされません。
本製品に接続されたシステムにおいて SAN boot 機能をご利用になる場合、ホ
スト(HBA のポート)およびストレージのポートは 1 対 1 対応でのゾーニング
設定を必ず実施してください。
SAN ブートシステムを構築される場合、 ホスト側 (ブレードサーバ側) ポート、
ストレージ側ポート(外部ポート)を 1 対 1 でゾーニングを実施していただ
く必要があります。ゾーニング未実施での SAN ブート環境は、システム障害
を引き起こす要因となりますので必ずゾーニング設定をしてください。
MIX モードゾーニングをご利用になる場合、 本製品に接続される一つのデバイ
スも対し、ポートモード、WWN モード両方のモードで同時に設定しないように
注意願います。
ポートモード、WWN モード両方で同時に設定したたデバイスに関しては、故障
時などの際にポートモード、 WWN モード双方の保守上の制限を受けることにな
ります。
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Sigmablade n8406-042(f)

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